訪問ありがとうございます。

今回は現スタンダードは本当に3強のデッキしか存在出来ないのか考えてみようと思います。
前回の記事でも触れた通り、スタンダードの主要メタを回しているのは【コピーキャット】、【マルドゥ機体】、【黒緑カウンター】の3種類です。
先日のGPユトレヒトでは、MOでyaya3氏が好成績を収めたことで話題になった【ティムール電招の塔】も上位まで上り詰めた様ですが、ベスト8入りは叶わなかったようです。
RPTQの結果を見ても、上記3デッキが環境を支配していることに変わりはありませんでした。

このままGP静岡でも3強デッキが勝ち抜いてしまうのでしょうか。
ここでGP東京を思い返してみると、優勝したのは当時大流行していた【バントカンパニー】でも、それをメタった【緑白トークン】でも【黒緑昂揚】でもなく、オリジナルの【ナヤミッドレンジ】でした。
個人的には、今回も同じようなことが起こると考えています。つまり、新しいデッキが出てくるでしょう。
と、いうことでタイトルの話に戻ります。そう、「無許可の分解」です。既に多くのプロプレイヤーの間でも現スタンダード最強の除去と評されるこのカード。先日【4cサヒーリ】を使ってもとにかくこのカードがマストケアでした。《守護フェリダー》と《サヒーリ・ライ》をたった3マナで対処出来るこのカードは正しく【コピーキャット】への解答としての採用を見込めそうです。

これだけだと【マルドゥ機体】でええやんけ!となって、ただでさえ浅い記事が粉末になってしまうので、【マルドゥ機体】への解答を用意しましょう。やはり1番の解答となるのは、《墓後家蜘蛛、イシュカナ》でしょう。相手にする機体がヘリコプターから伝説の名機に変わってもこの蜘蛛の対空性能の高さは変わりません。【マルドゥ機体】がミラーやラスゴ対策にメインから《大天使アヴァシン》を採用しているのも追い風となりそうです。
ここまでで、《無許可の分解》と、《墓後家蜘蛛、イシュカナ》を使える色=ジャンドカラーに決定しました。

と、いうことで今週のFNMにはジャンドカラーのデッキを持ち込もうと思います。とはいえ、上記2種類以外は使うカードも決まっていないのでリストは追々という形で。

何か良いカードなどあればコメント欄にもお願い致します。
それでは、また次回の記事で
昨日(2月25日)のGPT静岡に秋葉原のBIG MAGICで出場しました。
結果はSE2没とまずまずだったので、使用デッキ選択の経緯からきちんとまとめてみたいと思います。

今回使用したデッキは【4Cサヒーリ】でした。デッキ選択の経緯としては、まず所謂『スタンダードの3すくみ』である《サヒーリ系》、《黒緑系》、そして《機体系》の3つの内2つ以上にメインから強いデッキを構築できれば良いだろうという発想からスタートしました。
そこで最初に選択したのが【グリクシスコントロール】。レシピは割愛しますが、PTカラデシュで八十岡プロが使用したリストを参考に、《ショック/Shock》や《粗暴な排除/Brutal Expulsion》といった火力でサヒーリや機体系を、《致命的な一押し/Fatal Push》や、《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet》等の黒のカードで黒緑系をメインから意識したものです。これをゲームデーに持ち込んだところ、アドバンテージ獲得手段が豊富な【4Cサヒーリ】に全く勝つことが出来ず、ベスト8で終わってしまったため、個人的に気に入っていたものの解体。

そこで、次は色を変更し、【ジェスカイサヒーリ】を使用。これならばインスタントで相手の動きを牽制しつつ、隙あらばコンボで一気に勝てる!と意気込んで練習に臨みました。結論からすると、4C系や黒緑系のデッキには圧倒的な優位が取れるものの、【マルドゥ機体】に全く勝てない!やはり、前評判の通りでしたね、少しリストを寄せただけでは勝てないようです。

と、いうことでサーチやドローでガチャガチャやって楽しいし、【黒緑カウンター】や、【マルドゥ機体】にも有利を取れる【4Cサヒーリ】を今回は選択しました。【ジェスカイサヒーリ】には逆立ちしても勝てませんが、【マルドゥ機体】が食ってくれるでしょうというメタ読みの結果でもあります。リストは以下の通りになります。

4《守護フェリダー/Felidar Guardian》
4《ならず者の精製屋/Rogue Refiner》
4《導路の召使い/Servant of the Conduit》
4《つむじ風の巨匠/Whirler Virtuoso》
16Creatures
4《蓄霊稲妻/Harnessed Lightning》
4《霊気との調和/Attune with Aether》
3《チャンドラの誓い/Oath of Chandra》
4《ニッサの誓い/Oath of Nissa》
2《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》
4《サヒーリ・ライ/Saheeli Rai》
2《実地研究者、タミヨウ/Tamiyo, Field Researcher》
23Spells
4《霊気拠点/Aether Hub》
4《植物の聖域/Botanical Sanctum》
5《森/Forest》
2《島/Island》
1《山/Mountain》
1《平地/Plains》
4《尖塔断の運河/Spirebluff Canal》
21Lands
60Mainboard Cards

3 《不屈の追跡者/Tireless Tracker》
2《払拭/Dispel》
1《 グレムリン解放/Release the Gremlins》
2《自然のままに/Natural State》
3《否認/Negate》
2《バラルの巧技/Baral’s Expertise》
1《生命の力、ニッサ/Nissa, Vital Force》
1 《領事の権限/Authority of the Consuls》
15 Sideboard Cards

メインボードはPWを多めに採用し、継続したアドバンテージを獲得しながらミッドレンジ気味に戦うプランに。ならず者やチャンドラのおかげで手札も切れませんし、巨匠がいればクロックの確保もばっちりです。【サヒーリコンボ】系のデッキ以外は、手札が切れるスピードが速い環境なので、アドバンテージを取りやすいデッキを使えてよかったです。また、相手のクリーチャーを根絶やしにしてPWを守っていればコンボ無しでも勝てると考え、チャンドラに多めに誓ってもらいました。クリーチャーへの火力だけでなく、隠された能力でもある本体への2点ダメージも、チャンドラの+能力と合わせて相手のギデオンを倒せたりと存在感を発揮してくれました。
《老いたる深海鬼/Elder Deep-Fiend》の採用も検討しましたが、素引きした際に弱いことや、マナを上手く使い切れないこと、縛りがキツいことなどから今回は採用を見送りました。この辺りは個人的なチューニングの範囲だと考えています。
サイドボードはわかりやすく【マルドゥ機体】、【黒緑カウンター】、【サヒーリコンボ】とコントロール系に効きそうなカードを分けていれてみました。時間がなかったことと、後述のある理由により検討不足な点が多いので、コメントは割愛です。

そして、いよいよGPTに出場ですが、このGPTは私にとって事前に想定していなかったことが起こりました。なんと、当たったデッキが全て【マルドゥ機体】だったのです!!!多すぎ!!!!
そのため、毎試合ほぼ同じようなゲーム展開が続き、サイドプランの検討もあまりできませんでした…こればっかりは運だから仕方ない。
スイスラウンドは2-0、2-0、2-1、ID2回で3位抜け。最終戦ガチるか悩みましたが、他の卓に機体が多く、先攻を取られる確率を下げたかったのでID。
SEは2-1からの0-2で2没。最終戦は相手のミシュラランドを見落としてたり、紛争ケアを忘れていたりとわかりやすいミスが多かったので猛反省。

2-0が多いですが、サヒーリコンボで勝ったのは全ゲームでも半分くらいで、残りはチャンドラで全部勝ってます。メインボードからクリーチャーの数が多く、相手クリーチャーを除去するカードも多いから戦闘ダメージが多く入れられるデッキというのが大きかったのかなと。
デッキリストに関しては非常に満足していますが、チャンドラは3枚に増やしても良いかもしれません。タミヨウも相手の機体を止めたり、ドローを助けたりと大活躍だったので、PWの割合をもっと増やす型も良いと思います。
また、マナベースは再考の余地があります。タップインを嫌って今回は採用しませんでしたが、そのせいでマナフラ受けが全くないので、ミシュラランドの採用を2枚程度しても良いかなと感じました。ファストランドもどうせ後半はタップインだし。後は山をなんとかして2枚入れたいです。

とりあえず以上がGPTのまとめになります。デッキは強くて気に入っているので、もう少し回したら自分で気づいたことをまとめようと思っています。
チラ裏感が強いですが、何かお気づきの点などあればコメントをいただけると幸いです。
それでは、読んでいただきありがとうございました。

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